多様な事例研究を中心にロールプレイによる実践的トレーニング
キャリアカウンセリング実践強化塾は、キャリアカウンセラーの質的向上をめざした講座ですので、就職支援、進路支援、組織内におけるキャリア支援など実際にクライエントと面談している方々の実際の場面を想定して訓練することを主眼に置いています。
事例研究はキャリア発達段階に対応し、効果的な支援方法を学ぶことができます。4人グループに分かれ、キャリアカウンセラー、クライエント、オブザーバーに分かれ、各グループのアドバイザーの指導のもとさらにスキルを向上させます。
ロールプレイの途中、アドバイザーが介入しカウンセラー役に改善点の指摘をする場合があります。それは、ロールプレイが終了してからまとめてフィードバックするよりも、その場で介入することにより改善し、その後のカウンセリングに活かしてほしいためです。また、クライエント役の方には事前に役作りをしていただきますが、適切なロールプレイができるよう、途中でクライエント役が情報提供をしすぎないようにアドバイスが入ることもあります。